
2026年の本屋大賞が決まった頃に、2024年の本屋大賞作品を読みました。
『成瀬は天下を取りにいく』(宮島未奈/新潮文庫)
書店にずらりと並んでいるので、人気作品であることはもちろん知っていました。
けど、ヒット作ってあんまり縁がないんですよね。
今回は娘が読んでいたのをきっかけに、手にしてみましたが・・・
いや~、めっちゃ面白かったわ!
なるほど、こりゃ売れるわけだ。
まず何より主人公・成瀬あかりのキャラが秀逸。
いくらなんでもこんな女子はおらんじゃろと言いたくもなるが、それを再現するのが小説の良さでもある。
ぶっきら棒な物言い
人目を気にしない強さ
緊張がどういうものかも知らず
成績は超一流
ひたすらやりたい事に邁進
それでいて地域を大切にし
人の意見にも耳を傾け
正義を貫き
200歳目指し人一倍健康に気をつける
よく考えついたなー、こんな女子を。
あまりに面白かったので、たて続けに第2部『成瀬は信じた道をいく』、第3部『成瀬は都を駆け抜ける』も読了。
成瀬と出合った人たちが、その強烈なキャラに戸惑いながらも、己を見直し、なんだかんだ言って元気づけられていく。
個人的には、広島出身の西浦との絡みが最高に楽しかったな。
それと、第3部の最後に描かれる「琵琶湖疏水船」!
こんな船が運航されているなんて、まったく知らなかった。
いつかぜひ乗ってみたい。
書いているうちに、なんとなく口調が成瀬になってきた。
アニメ化の話はないようだが、ぜひ実現してもらいたいと思う。
まだ読んだことない君、元気出るぞ。
私は強くすすめる。
- びわ湖疏水線【公式】https://biwakososui.kyoto.travel
- 琵琶湖汽船・ミシガンクルーズ https://www.biwakokisen.co.jp/cruise/michigan/