

汚れが目立って、ずっと気になってたんですよ
障子の破れた箇所、これまでずっと百均の補修シールを貼ってきました。
けど、そろそろ限界に。
古くなって汚れも目立つし、張り替えたいなーと思っていました。
↓このとおり、意味不明な水跡とたくさんの補修桜が!(笑)

目次
張り替えにあたり購入した物
プロに頼むのはおっくうだし、自分でやってみるか!といろいろ調べてみると、なんとなくできそうな気がしたので、さっそく材料を買いにホームセンターへ。
今回新たに購入した物が、こちら↓


- 障子紙カッターガイド(定規)
- かき取りヘラ
- 障子紙のり
- 障子紙(94㎝×3.6m)
障子紙は貼り方によって、
- のり貼り
- 両面テープ貼り
- アイロン貼り
などがあるようですが、一番安価な「のり貼り」タイプを選びました。
あと、自宅にあった物では、
- カッター
- スポンジ
を使用しました。
張り替え手順
手順はつぎのとおり。
障子紙の張り替え手順
- スポンジで桟を水に濡らす
- 古い障子紙を剝がす
- 残った紙をヘラでこそぎ取る
- 桟を乾かす
- 新しい障子紙の位置を決めてシールで仮止めする
- 桟にのりをつける
- 障子紙を広げて貼る
- 余分な部分をカットする
ちなみに今回張り替えた障子の大きさは、「90㎝☓90㎝」の中サイズです。初めて行うには、やりやすいサイズだったと思います。
1.スポンジで桟を水に濡らす
水を含ませたスポンジで桟の糊付けされた部分を濡らします。

このときたっぷりめに濡らしておくほうが、剥がしやすくなります。
中途半端な濡らし方だと、剥がすときに桟の木がささくれ立って、新しい紙を貼りにくくなってしまいます。
2.古い障子紙を剥がす
古い障子紙を角からスーッと剥がしていきます。
1.でしっかり濡らしておくと、剥がしやすいです。

3.残った紙をヘラでこそぎ取る
桟にこびりついた剥がし残しをヘラで取り除きます。

4.桟を乾かす
濡れた桟をしっかり乾かしましょう。
私は、桟をしばらく脇へ置いておき、その間に障子周辺の掃除をしました。
5.新しい障子紙の位置を決めてシールで仮止めする
障子紙のロールを少し広げ、桟に対して真っ直ぐに置き、端を三箇所仮止めします。

しっかり止めておかないと、6.でロールを戻したときに外れてしまい、紙がずれてしまいます。
ずれたまま貼ると紙に“よれ”が生じ、微妙に影ができてしまうので注意が必要です。

↑これ、体験談です。後日、別の障子紙を張り替えたときに影ができてしまいました、、
6.桟にのりをつける
紙を一旦元に巻き戻します。このとき仮止めシールが剥がれないように注意。

糊付けする部分にのりをつけていきます。写真ではちょっとわかりにくいですが、2ミリくらいの太さで引いていきます。
できるだけムラが無いようにつけるのが理想ですが、少々ムラがあっても仕上がりには問題ありませんでした。
なんなら一部つけ忘れたところもあるくらいです(笑)

こののりは「ハケ不要」のタイプで、先端がこのような形状になっているので、桟に当てながら真っ直ぐに引けます。

7.障子紙を広げて貼る
糊が乾かないうちに、障子紙を真横にスーッと広げます。
緊張の一瞬!


このとき斜めに広げると“よれ”が生じるので注意しましょう
- まず内側の「格子部分」を手で押さえながら貼り
- 最後に「周囲の四辺」を押さえます

8.余分な部分をカットする
カッターガイドを当て、余分な紙をカットします。

9.完成
無事張り替えが完了しました!気持ちいい!!

まとめ
できるかどうか不安もありましたが、費用もそんなにかかりませんし、自分でやってみて良かったです。
障子の張り替え・まとめ
- 思ったほど難しくなかった
- 費用も抑えることができた
- 実質張り替え時間は2枚で2時間はかかっていない(慣れたらもっと早くなると思われる)

障子の張り替えを考えておられる方の参考になれば嬉しいです