こんにちは、先月山でイノシシに遭遇して以来、鈴は絶対に携帯している昭和男キビタンです。
今回(11月中旬)は、広島市西区の宗箇山(三滝山・356m)に登りました。
途中、藪のなかから何とも言えぬ大型生物っぽい音が聞こえたのですが、正体は不明のままです。
クマの目撃情報もあるそうで、あとから冷や汗を流しております。
それではさっそくレッツゴー
三滝橋~三滝寺
9:38 三滝橋から宗箇山を望む。
この橋を渡って踏切を越えると、三滝寺への上りが始まります。
坂道を上ること約10分。
9:54 三滝寺入口の案内板に到着です。
今回は、Bコースから登って、Aコースに降りてきます(黄色矢印)。
駐車場は無いので注意
三滝寺の入口にはお寺専用の駐車場がありますが、登山者の駐車は禁止されていますので停めないようにしましょう。(近隣にも登山者用の駐車場はありません)
バスを利用する場合は、広島バスの22号線を使うことになります
三滝寺~宗箇山山頂
紅葉で知られる三滝寺ですが、まだ少し早い感じでした。
「入寺料二百円」をここで投函します。
お金を入れると実に美しい音が響きます。穴ごとに音程が違っておもしろいですよ!
10:00 想親観音堂の横から登山道へ入る。
この道をまっすぐに進みます。右にトイレがあるので、ここで済ませておきましょう。
すぐに山道となり(左)、堰堤を越えて進みます(右)。
コンクリート舗装された林道(左)を登って行きます。ところどころ、草木が茂っています(右)。
10:16 稜線上からの登山道入り口。
お寺からここまで16分。稜線上に出た所。左斜め前方の道に入って行きます(黄色矢印)。
途中、右に長束方面の展望が開け、眼下には中国電力の変電所が見えます。
奥に白木山。
10:23 双子の大岩。
岩の上からの眺めは壮観。トビのように飛びたくなります。
広島市街地の向こうには、江田島、似島。
あの音はクマかイノシシか
大岩から順調に登っていた、そのときでした。
左側の藪の中から、突然、
ザザー、ザザー
と何かが歩きまわる音が!
藪の向こうで姿は見えません。
しかし、
ザザー、ザザー
と動き続けます。
体感的な距離は5メートル。
すぐそこです。
あきらかにキツネやタヌキのような小型生物とは思えない音。
私は、瞬間、イノシシだと思いました。
しかし、イノシシだったらもう少し軽快に走って逃げるのではないだろうか?
のっそりのっそり、といった感じの動きです。
あとから下山したときに、この掲示を見つけました。
うーん、あれはクマだったのか?それともイノシシか?
いずれにせよ、肝が冷えました。
鈴はつけていましたが、かなりの至近距離だったので。
とにかく、今年は各地でクマのニュースが話題です。
街に近いといっても油断は禁物ですね。
登山者のみなさん、気をつけましょう
頂上に向かう道はけっこう急で、険しくなります。
10:41 宗箇山(三滝山)山頂に到着!三滝寺から41分。
広島市街地や瀬戸の島々が一望できます。
もうすぐ完成のサッカースタジアムが、ひときわ目立ちますね。
念願の山頂でカップヌードル、魔法瓶でお湯を持参して作りました。
うまかったな~
宗箇山山頂~三滝寺
Aコースへの下りは、しばらく快適な尾根道が続きます。
11:20 大茶臼山への分岐。
11:30 三滝寺Aコースへの分岐。
こちらのコースは美しい竹林の中を進みます。
下り坂を降りて、堰堤を越えると、
やがて伏流水がひとすじの流れとなって現れ、「三滝」の語源にもなっている滝に出ます。
11:53 三滝寺に到着。
まとめ
宗箇山(三滝山)登山まとめ
- 駐車場は無いので、歩くかバスで行こう(広島バス22号線)
- 三滝寺の入寺料は二百円
- 「三滝寺~Bコース~山頂~Aコース~三滝寺」今回の所要時間は約2時間
- 途中、大型生物っぽい音。クマの目撃情報もあり、鈴は必携
- 山頂からの展望はすばらしい
宗箇山(三滝山)は、街に近く、標高も低くて、初心者でも楽しめる山です。
しかし、野生動物やハチなどには十分に注意して登りましょう。
どんな山でも安易に登ってはいけませんね