勉強

1カ月半の独学で「メンタルヘルス・マネジメント検定」2種3種同時合格した勉強法

12/21/2024

メンタルヘルスマネジメント検定過去問題集

ふと思い立って、

「メンタルヘルス・マネジメント検定試験」2種・3種

を受けることにしました。

勉強を始めたのが、2024年9月中旬。

試験日は、11月3日。

つまり、試験までの期間は1カ月半

講座などはうけず、市販のテキストと問題集をこなすだけの完全“独学”で挑戦しました。

結果は、無事、Ⅱ種Ⅲ種ともに合格

今後、はじめて受験する方の参考になればと、私が実践した勉強法や、受験して感じたことなどをご紹介します。

キビタン
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使用したテキスト・問題集

今回の受験に向けて、私が使用したテキストと問題集は、つぎの3冊です。

  • 『メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種・Ⅲ種テキスト&問題集』(翔泳社)
  • 『メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅱ種過去問題集2024年度版』(中央経済社)
  • 『メンタルヘルス・マネジメント検定試験Ⅲ種過去問題集2023年度版』(中央経済社)
使用したテキストと問題集
使用したのはこの3冊

※以下、『テキスト&問題集』(翔泳社)、『過去問題集』(中央経済社)とします。

『過去問題集』のⅢ種が昨年度(2023年度)版なのは、書店でちゃんと確認せずに買ってしまったためで、何の他意もございません(笑)

はじめは『テキスト&問題集』(翔泳社)だけでいけるかと思ったのですが、勉強しているうちに何となく不安になったので『過去問題集』にもとりくみました。

実際に行った勉強法

実際に行った勉強法および心構えはといいますと・・・・・・

  1. 『テキスト&問題集』をさらっと読み問題をとく
  2. 「過去問を解く→確認する」をまわす
  3. はじめはカン試しのつもりで
  4. 早く間違えるのが肝心

と、こんなかんじです。

『テキスト&問題集』をさらっと読み問題をとく

『テキスト&問題集』のテキストを斜め読みでさらっと読みます。

ここであまり時間をかけすぎるとイヤになってくるので、大まかな内容を把握する程度にしておきます。

だいたい目を通したら、巻末にある「模擬問題」にとりくみました。

当然、不正解も多いですが、それはそれであとから確認すればいいと割りきります。

間違えた箇所はチェックしてくり返し確認
間違えた箇所はチェックしてくり返し確認

「過去問を解く→確認する」を回す

次に『過去問題集』です。

これも、

問題をとく→確認する

の作業をくり返しました。

試験本番まであまり時間がないとうことで、過去問を中心にすすめることにしました。

問題をとく→テキストで確認

→再び問題をとく→さらに確認

というサイクルをひたすら回します。

全体を通して2回回し、3回目以降は不正解の箇所をくり返し確認しました。

下の記録は、『過去問題集』にとりくんだ結果と日付けです。

過去問に取り組んだ結果と日付けの記録

左が『Ⅱ種』、右が『Ⅲ種』。

1回目「1章20/38」とあるのは、「1章の問題38問中20問正解した」という意味です。

ほとんどの章で2回目のほうが正解率が上がっています(当然といえば当然)。

2回目のほうが下がっているケースは、1回目で“カンが冴えた”だけです(笑)

はじめはカン試しのつもりで

いま“カン”といいましたが、実際に問題にあたってみると、

  • カンである程度正解できるもの
  • 知識がないと正解できないもの

の2つに分けられます。

もちろん知識が必要なもののほうが圧倒的に多いので、そこはきちんと勉強するしかないのですが、なんとなく「これが正解かな」とカンでとけそうな問題もあります。

当てずっぽうでも解答できるのがマークシート方式の良いところ。(※Ⅱ種とⅢ種は4拓マークシート方式)

ですから、はじめは“カン試し”くらいの軽い気持ちでとりくむのがおすすめです。

試験は4拓マークシート方式(画像はイメージです)
試験は4拓マークシート方式(画像はイメージです)
キビタン

早く間違えるのが肝心

くり返しますが、試験日まで時間がないので、とにかく過去問中心でまわすようにしました。

その際、いきなり「正解」しようとするのではなく「早く間違える」ことが大切だと考えました。

「早く間違える」ことができれば、

  • 早く弱点をつかむ
  • 早く確認する
  • 早く自分のものにする

ことができます。

最初から完ぺきを目指しすぎると、「あーもうムリ!」と投げ出したくなります。

間違える問題は4~5回やってもやっぱり間違えるし、当然ながら本番ではおなじ問題はほとんどでません(汗)

ですから、完ぺき主義を捨てて気楽にとりくむのがよいと思います。

過去問中心で回そう
過去問中心でまわそう

あとになるほどスピードは上がる

問題をとく→確認する

このサイクルをくり返す利点は、

はじめは時間がかかっても、くり返すうちにスピードが上がってくる

ことです。

1・2回目は不正解も多いし、解説を確認するにも時間がかかります。

しかし、3・4回目くらいになると、不正解の箇所だけ見ていくことになり、確認時間も短縮されます。

何が言いたいかというと、

1・2回目で時間がかかったとしても焦る必要はない

ということ。

4・5回目の確認は、試験直前の3日もあれば十分でした。

それまでは、焦らずに苦手な箇所を何度も確認するようにしました。

サイクルを回すたびにスピードアップできる
サイクルを回すたびにスピードアップできる

試験を受けてみての感想

さて、実際に試験を受けた感想はつぎのようなものです。

  • 思ったより難しかった
  • 公式テキストを見ておくといいかも
  • しっかりとりくめば独学でもいける

思ったより難しかった

過去問をといたといっても、それがそのままでるほど甘くはありませんでした(苦笑)

ちょっと焦ったのは、

直近の法改正のような細かな点も問われた

ことです。

試験中、「あれ、けっこう難しいぞ」と動揺ましたが、取れる問題を確実に取ろうと落ち着いて問題にあたりました。

結果的には、

と、合格ライン(いずれも70点)をクリアできて良かったです。

後日届いた合格証
後日届いた合格証

公式テキストを見ておくといいかも

直近の法改正などは、私が使ったテキストでは言及されていない部分でした。

このあたりは、大阪商工会議所が出している『公式テキスト』の最新版のほうがカバーしていると思われます。(未確認ですが)

やはり最新版の『公式テキスト』を使うのが良さそうです。

しっかり取り組めば独学でもいける

結論としては、

しっかりとりくめば独学でもいける

と感じました。

ただし、合格率が高いからといって(Ⅱ種約6割、Ⅲ種約7割)、ナメてかかると足もとをすくわれる可能性があります。

そこは気を引き締めて、テキスト・問題集にとりくむべきです。

独学では不安という方は、講座などもありますから利用してみるのもよいでしょう。

まとめ

この記事のまとめ

  • 1カ月半の独学で「メンタルヘルス・マネジメント検定」Ⅱ種Ⅲ種に同時合格できた
  • 過去問中心にすすめた
  • 「問題をとく→確認」のサイクルをひたすら回す
  • 本番は思ったより難しかった
  • 『公式テキスト』を使ったほうがよかったかも

この記事が、これから時間がないなかで「メンタルヘルス・マネジメント検定試験」を受ける方の参考になればうれしいです。

キビタン

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