バードウォッチングを始めたけど、鳥を見つけるのってけっこう難しい~
それなら一度最寄りの探鳥会に参加してみるといいですよ。鳥を見つけるのがうまくなること間違いありません!
こんにちは、バードウォッチング歴約10年のキビタンです。
私もバードウォッチングを始めた当初は、鳥を見つけるのが難しかったです。
いや、正確に言うと、“難しい”とは感じていませんでした。
なぜなら、4~5種類を見たら十分満足していましたから。
でも、ほんとうはもっとたくさんいたんですよ。
つまり、鳥がいないわけじゃなく、いるのに気づいていないという状態。
それがどうやって変わっていったのか?
きっかけは、日本野鳥の会の「探鳥会」でした。
日本野鳥の会の探鳥会に参加
しばらくして、日本野鳥の会が各地で「探鳥会」を開催していることを知りました。
さっそく近所で行われる探鳥会に参加。
(※日本野鳥の会に入会する必要はなく、参加費も数百円でした)
私のバードウォッチングは、このときから始まったと言っても過言ではありません。
場所は、ふだん私が歩いていたお散歩コース。
お散歩コースが探鳥会をするほど野鳥がいる場所というのはラッキーでした
時期は、たしか11月だったと思います。
20名弱の参加者だったでしょうか。
望遠鏡を覗いてびっくり!
まずは少し広めの川岸から始まりました。
立派な望遠鏡をセットしておられたので、促されるまま覗いたところ・・・
「うわっ、何ですかこれは!?」
そこには葦の先にゆらゆらとまっている褐色の野鳥が。
その画像のあまりの美しさに、テレビカメラか?と思ったほどです。
「ふふふ、ツグミですよ」
望遠鏡の持ち主が教えてくれました。
このときの感動は、いまでもリアルに思い出します。
次々に現れる野鳥たち
それから川岸をゆっくり歩きながら、1時間半。
「はい、いま横切ったのがカワセミで~す」
「あそこにイカルの群れがいますよ~」
「ジョウビタキが向こうの枝にとまってま~す」
「上空にミサゴが来ました~」
次から次に現れる野鳥に、感動しまくりました。
そのときの私の率直な感想は、こうです。
- いつも歩いていて、こんなにたくさん見たことはないぞ!?
- もしかして、会の人が近くから放してるんじゃないか?
- それとも野鳥を呼び寄せる魔法でも使ってるのか?
もちろんそんなはずはないんですが(笑)、それくらいたくさん見ることができたんですよね。
気づいていないだけと気づいた
最終的に25種くらいを確認したと記憶しています。
もう、ほんっとに驚きました。
いつも歩いていたコースで…
4~5種で満足していたのに…
そうなんです、野鳥はいたのに、私が気づいていなかっただけなのです。
私が探鳥会に参加したのは、この一度きりです。
しかし、あきらかにこのときを境に野鳥を見つけるのが上達した気がします。
より注意深く見るようになったし、ある意味しつこく見るようになりました(笑)
いまでは、請われて同じコースをときどき案内することがあります。
やはり20種前後は見つけるので、参加したみなさんが驚かれます。
探鳥会に参加してみよう
これから秋、冬と探鳥シーズン到来です。
日本野鳥の会のホームページには、日本全国の「探鳥会」の案内が出ています。
最寄りの探鳥会に、ぜひ参加してみてください。
いろんな感動と発見があります。
そして、気づけば野鳥を見つけるのが上手になっています。
私の住む町でもありそう!行ってみよっかな!
まとめ
まとめ
- 野鳥はそこにいるのに気づいていない
- 探鳥会に参加すると見つけ方がうまくなる
- 野鳥が見つけられるようになると、ますますバードウォッチングが楽しくなる!
野鳥はもっとも身近な野生動物です。気負わずに、気軽に始めてみてくださいね
こちらの記事もどうぞ↓
※使用した写真はすべて「写真AC」様から拝借しました。