バードウォッチングに興味あるけど、いろいろ揃えないといけなさそうだし、鳥は全然知らないし、、、
今回はそんな不安を感じている人に、読んでもらいたい記事です。
結論をいえば、そんなに難しく考える必要はまったくありません!
肩の力を抜いて、とりあえず靴を履いて、ふらりと近所を歩いてみましょう。
「野鳥観察の始めの一歩のそのまた一歩」のつもりで読んでください!
野鳥はもっとも身近な野生動物
こんにちは、バードウオッチング歴10年のキビタンです。
以前、「後悔しない!【バードウォッチング初心者】に超おすすめな双眼鏡」という記事にも書いたように、自分がここまで野鳥にはまるとは夢にも思いませんでした。
それが、いつの間にやらバードウォッチングの案内までするようになり・・・(笑)
人生、わからんもんですね。
バードウォッチングの魅力はいろいろありますが、最初に挙げたいのが、
野鳥はもっとも身近な野生動物である
ということ。
みなさんは、「動物を見に行く」というとどこを思い浮かべますか?
動物園が、まずきますね。
水族館も、いいですね。
ワンちゃんやネコちゃんも動物ですが、これは野生じゃなくてペット。
そう考えると、野鳥ってすごくないですか?
だって、入場料もエサ代もかけずに(笑)、近所をふらっと歩けば出会える野生動物なんですから!
つ・ま・り、何が言いたいかというと、
野鳥観察は遠くまで出かけなくても、身近な場所でいくらでもできる
ということなんです。
最初に揃えたいもの
そんな感じで気楽に始められるバードウォッチングですが、やっぱり“あったほうがいいもの”はあります。
私の体験からも、次の二つは欲しいところです。
- 双眼鏡(安価なもので十分)
- 野鳥図鑑(持ち運べるサイズがいい)
双眼鏡
これは、まあ、必携ですね。
とはいえ、はじめは「後悔しない!【バードウォッチング初心者】に超おすすめな双眼鏡」でおすすめしたような高価なものでなくても十分です。
家電量販店に行けば、「ライブやスポーツ鑑賞に」と数千円のコンパクトタイプの双眼鏡が揃えてあります。
私のように、しばらくそういう双眼鏡を使ったあとに本格的なものに移行する、というのもアリですよ。
野鳥図鑑
野鳥を好きになる手っ取り早い方法は、名前を覚えること。
「スズメ、カラス、ハト・・・ほかに何がいたっけ?」みたいなところからでも全然オッケー。
- 目にした野鳥の色や大きさをなんとなく記憶
- 帰って図鑑で確認
この作業を積み重ねるうちに、どんどん覚えていきます。
できれば小さめの図鑑を携帯して、その場で確認するとなお良いですね。
日本野鳥の会で出されている「山野の鳥」「水辺の鳥」は、薄くて軽くて内容もわかりやすいのでおすすめです。
これは私が持っている図鑑です↓
『ぱっと見わけ観察を楽しむ野鳥図鑑』(ナツメ社)
まずはいつものお散歩コースから
バードウォッチングというと、野鳥の観察公園とか、どこかの山に出かけないといけないと思っていませんか?
そんなことはありません。
いつものお散歩コースで十分。
え?鳥がいないって?
そんなことはないんですよ。
見えていないだけです。
ちなみに、私が以前バードウォッチングのご案内をした際、集まった人たちは「ここに来るまで鳥を見なかったけど大丈夫なのかな?」って思っていたそうです。
ところが、1時間で約20種類の野鳥を確認したのでびっくりされていました。
すぐ身近にいるのに、気づいていないだけなんですね。
近所の公園や川をゆっくり散策してみてください。
「なんだ、カラスか」なんて言わないで。(笑)
カラスも、ハシブトガラスやハシボソガラスなど種類があるんですよ。
それを見分けるだけでも、おもしろい。
「あー、やかましいムクドリか」ですって?
私は小学校のフェンスに作った巣をカラスに狙われて、それを近くの電線からずっと威嚇し続けた親ムクドリに感動しました。
よく見れば、野生のドラマが繰り広げられています。
人間が気づいていないだけなんですね。
もうじき夏が終わり、秋がくると、冬鳥たちがやってきます。
ジョウビタキという美しい鳥は、ふつうに住宅地でも見ることができますよ。(冒頭写真)
まとめ
書いているとキリが無さそうなので、今回はこれくらいで。
まとめ
- 野鳥はもっとも身近な野生動物
- いつものお散歩コースから始めよう
- 双眼鏡と野鳥図鑑はとりあえず揃えよう
- 身近な野生のドラマに目を向けよう
はじめのうちは鳥を見つけるのも難しいかもしれません。
見つけ方や、双眼鏡の使い方も書いてみたいと思います。
では、また~
とりあえずお散歩してみよー