学びたい意欲はある。
本もいろいろ読んでいる。
けど、読んだ本が「身につく実感」がない・・・
そんな“悩み”を抱えているひと、けっこう多いんじゃないでしょうか。
かく言う私も、その一人。
しかし最近、この悩みを解消する一つの方法にたどり着きつつあります。
それが、
「15分メモ活用術」
です。
参考になるひともあるかもしれないので紹介しますね。
読んでも活かせなかったらもったいないですもんね
目次
「15分メモ活用術」のやり方
やり方は、いたってシンプル。
キビタン流「読後15分メモ活用術」のやり方
- 読みながら気になる箇所にマーカーで線を引く
- 読後、マーカー箇所をワード等に入力し、プリントする
- プリントしたものに日々目を通す
この3段階です。
それぞれ見ていきましょう。
1.マーカーで線を引く
まずは読みながら気になった箇所にマーカーで線を引いていきます。
これはやっているひと、多いですよね。
線を引くのは、
- 著者の主張(本の核)
- 学びになる(新発見・新知識)
- 引っ掛かる(疑問・わからない)
- おもしろい(共感・ネタ)
など、教えられたり気になったりした箇所です。
線でなくても、四角に囲ったり、丸印をつけたり、やり方はその時々の気分しだい。
ちなみにマーカーは内容ごとに色分けなどはせず、基本的に「黄色のマーカー」を使っています。
手もとに無ければ、青や赤も使ったりしますけど、黄色がいちばん見やすい気がするんですよ。
ただ気づくと、黄色ばっかり増えて、こんなことに(汗)
2.ワードに入力しプリントする
本を読み終えたら、もう一度最初からザーッと「斜め読み」しながらページをめくります。
同時に、マーカーを引いた箇所をワードなどの入力ソフトを使って書き写していきます。
入力ソフトを使うのは、私の場合、ノートに手で書くよりも速いためです。
この作業のポイントは、とにかく「時間をかけ過ぎない」こと。
「15分以内」に終わらせればベストですね。
写す内容が多いともっと時間かかるでしょうけど、逆に15分以内に書き写せるくらいの分量に絞るのも重要と言えます。
私は、多くても「A4用紙2枚以内」にしています。(それ以上になるときは、内容を見てカットします)
3.プリントしたものを日々読む
あとは、プリントしたものに「1日最低1回目を通す」だけ。
机の上に置いたり、壁に貼り付けたりして、目につくようにしておくのがポイントです。
プリントをくり返し見ることで、本の内容が否が応でもインプットされていきます。
「15分メモ活用術」で、いちばん重要なのがこの過程といえるでしょう。
これをするかどうかで本の内容をモノにできるかどうかが決まります。
「15分メモ活用術」のメリット
このやり方のメリットは・・・
- とにかく簡単
- 網羅的にインプットできる
- 行動が変わる
といったところです。
とにかく簡単
すでにおわかりのように、このやり方は何一つ難しさはありません。
なんせ「気になった箇所を書き写して、それをくり返し見るだけ」ですから。
とりあえずは、ただ書き写す、このシンプルさが心の負担にならないんです。
私、ここに至るまでもいろいろやってみました。
たとえば、よく知られる「マインドマップ」。
パソコンにアプリを入れて、本の内容を打ち込んで・・・
面倒くさっ!で即撃沈でした(笑)
やたら時間はかかるし、マインドマップをつくることが目的になりそうで、自分には合いませんでしたね。
やっぱり手軽、簡単、シンプルがいちばんいいです。
網羅的にインプットできる
メモを残さずに読みっぱなしにした場合、内容のごく一部しか頭に残りません。
これに対し「15分メモ活用術」では、本のはじめからマーカー箇所を入力していくので、「前半・中盤・後半」と全体をカバーできます。
はじめのほうは思いのほか忘れていたりしますからね。
行動が変わる
そもそもなぜ読んだ本を自分の“血肉”にしたいかというと、読んで学ぶばかりで何も変わらなければ意味がないからです。
意味がないばかりか、時間もお金ももったいない。
本を読んだ結果、何かしら自分にとって”益”となるものが蓄積され、自分の日々の生活や行動が変わっていく。
それを期待したいわけですが、「15分メモ活用術」でそれが実現しやすくなる気がしています。
もっとも「行動が変わる」といっても、いきなり人生大転換というほど大それたものでなくていいのです。
- ちょっと考え方が変わる
- 話のおもしろいネタが入る
- 近所をひとっ走りしたくなった
など、些細なことで十分。
そんな“変化”が積み重なれば、それは大きな「変化(成長)」につながると思いませんか?
まとめ
以上、手前味噌ながら「キビタン流15分メモ活用術」でした。
なんか良さそうかも、と思った方はぜひ試してみてください。
まとめ
- 「15分メモ活用術」で読んだ本を自分の血肉にできる
- 線を引く、メモに残す、日々目を通す、の三段階
- 簡単シンプルがいちばん
- 行動の些細な変化が起きてくる
やってみて“いい感じ”と思ったら、ぜひコメントくださいね!