三重県の和菓子といえば「赤福」が有名ですが、
ほかにも知る人ぞ知る名菓があるのをご存知ですか?
大西屋 ときび餅
がそれ。
ぷるんとした食感に、たっぷりのきな粉が絶品です。
一度食べたら、間違いなくファンになりますよ!
わが家では娘たちも大好きです
大西屋さんとときび餅
大西屋さんのときび餅は、こんな感じの包装です↓(ちょっとよれてるのは、開封後に撮り忘れてたのを思い出して撮影したため)
8個入りで700円。
創業明治25年
中には、このような案内が。
これを見ると大西屋さんは、
明治25年創業
つまり1892年の創業になるので、
今年(2024年)でなんと
132年目
ということになります。
すごいですねー、いま何代目なんだろ?
ときび=もろこし≠とうもろこし
上の案内には、
ときびは、もろこしと一般に呼ばれ、天正年間(一五七三~九二)に渡来したと伝わっています。
とあります。
ということは、「ときび=もろこし」です。
「もろこし」について、Wikipediaにはこうあります。
モロコシは、イネ科の一年草のC4植物・穀物。
※「C4」は光合成の型の種類
黄線部にはこうあります。
トウモロコシとしばしば混同されるが、モロコシはモロコシ属、トウモロコシはトウモロコシ属に分類されているように、属レベルで異なるまったく別の植物である。また、「タカキビ」との別名があるとおりキビとも混同されやすいが、キビはキビ属であり、これも属レベルで異なる。
つまり、もろこしは名前が似ている「とうもろこし」とは違うようです。
さらに、もろこしは「たかきび」とも呼ばれるようですがキビとも違うとか。
したがって、「ときび」と似ている「さとうきび」とも違うんですね。
調べるうちにややこしくなってきました(汗)
いざ食す
ま、難しい話はともかく、肝心なのはお餅ですよ、お餅!
再び大西屋さんの案内から。
ときび餅は、きな粉をたっぷりとまぶした半透明な薄茶の餅です。口あたりのなめらかさと、ほどよい甘さの昔懐かしい素朴な風味をご賞味下さいませ。
さすがに、ずばりまとめてあります!
- 口あたりのなめらかさ
- ほどよい甘さ
- 昔懐かしい素朴な風味
ほんとこのとおりで、なんとも言えず幸せな気持ちにしてくれます。
では、さっそくご覧ください。
まずは箱を開けたところ。すでにきな粉があふれていますね。
全部で8個入っています。
ひとつ取り出しました。
つまようじと比べても、けっこうな大きさなのがわかります。
切ってみると、なるほど「半透明な薄茶」色で、ぷるぷるしています。
お味のほうは、
- きな粉は甘過ぎず無味過ぎずちょうど良い甘さ
- わらび餅に少しコクを足したような味わい
- 大きくてぷるぷるもっちりの食感が最高
といったところです。
私はもともと大きく切ったわらび餅が大好きなんですけど、
このときび餅はそんな私にぴったりです。
いや~、とにかくうまいわ~
店舗・道の駅・パーキングエリアなどで買える
ときび餅は、大西屋さんのお店のほか、地元の道の駅やパーキングエリアなどで購入できるようです。
近くに行かれた際には、ぜひご賞味ください!
大西屋さん
- 所在地/三重県多気郡多気町古江331
- 電話/0598-49-2019
- 食べログ/https://tabelog.com/mie/A2401/A240103/24010394/