双眼鏡を使ったことがある人にお聞きします。
この部分↓↓、意識したことありますか?
私は、この部分があることは知っていましたが、正直、あまり意識したことがありませんでした。
っていうか、ここが「接眼目当て」(または「目当て」「見口」)という名称であることも知りませんでした!
てっきり、「アイレリーフ」と呼ぶのだと思い込んでいたんです。
しかし、今回、いろいろ調べてみて、ふむふむ、こりゃ大きな勘違いだったワイ、と気づいたので、不勉強を反省しつつシェアします。
「アイレリーフ」とは?
まず、私が勝手に思い込んでいた「アイレリーフ」とは何かを調べてみると・・・
双眼鏡を覗いて一番よく見えるときの“レンズと目の距離”のこと
のようです。(キビタン流に簡略化してます、、)
双眼鏡の製品仕様を見ると、「アイレリーフ〇〇mm」と表記してあります。
ちなみに私が使用している「ニコンモナーク7・8×30」は「15.1mm」。
接眼レンズだからといって、レンズにピタッと目をつけて見ればいいというものではないんですね!
かといって、離し過ぎても見づらくなる。
双眼鏡を覗いてちょうど良く見えるときのレンズと目の距離、これが「アイレリーフ」ということです。
私は長い間、接眼レンズに付いている長くしたり短くしたりする部分(写真参照)が「アイレリーフ」だと、勘違いしていました。
「接眼目当て」とは?
では、あの出し入れできる部分の名前は何かというと、
「接眼目当て」(または「目当て」「見口」)というんですね。
メガネをつけて使用する場合は、最初からアイレリーフ(レンズと目の距離)がとれていますから、「接眼目当て」は短くする。
しかし、裸眼で使用する場合は、「接眼目当て」を長くすることでアイレリーフをとることになります。
そうか、私はいつもメガネ越しに覗くので「接眼目当て」をまったく使わなかった、だからたいして関心が向かなかったのか!(ハイ、言い訳ですね・苦笑)
この「接眼目当て」も、ゴム製でプニッっと折るタイプと、回転させたり引っ張り出したりするタイプとがあります。
私が使用する「ニコンモナーク7」は回転させる「ターンスライド式」で、3段階で調節できるようになっています。
- ニコンさんのサイトの詳しい解説はこちら→「CF方式の各部名称と使い方」
もう一度確認すると、「接眼目当て」は・・・
- 裸眼で使うとき→長くする
- メガネをして使うとき→短くする
となります。
双眼鏡に慣れていない人が使うと、「あれ、どうやってもピントが合わないわ~、難しいわ~」となることもしばしばですよね。
ピントの合わせ方ももちろんですが、その前に、「接眼目当て」も正しく使えるとさらに見えやすくなりますよ!
まとめ
まとめ
- 「アイレリーフ」とは、一番見えるときのレンズと目の距離のこと
- 接眼レンズのところの長くしたり短くしたりできる部分は「接眼目当て」
- 「接眼目当て」は、裸眼では長く、メガネ越しでは短くして使う
いや~、それにしても長年双眼鏡を愛用してますとか言いながら、正しい名称を知らなかったなんて、ちょっと恥ずかしい。
ま、ひとつひとつ、勉強していきます!
今回も、読んでいただきありがとうございました(^_-)
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